最近何か忘れてる気がしてた事を思いだしたのでちょっと書いてみます
小学校4年の時の事
とある女の子に付きまとわれて困ってました
相手は同じクラスになった事もなく話した事もない子でした
彼女はいつも腰巾着のA子を連れて俺の家に遊びに来ました
僕が学校から帰って家に着くとドアホンが鳴る訳です
最初に遊びに来たきっかけと言っても何もありません
僕は彼女の顔さえ知らなかった訳です
僕は当時、学校ではやんちゃぶってたけど非常に小心者でした(今でもですけどw
そんな僕の聖域を踏み倒しに来るあの女がどれだけ恐怖だったか
僕は彼女と彼女の取り巻きのA子が憎くて憎くて仕方がなかった
でも特に相手は女の子だし絶対に気弱な部分を見せたくなくて、何をされても平気な顔をしてた
その当時僕が彼女を異常だと一番感じた行為は僕の持ち物を毎回持って帰る事でした
なぜ僕のモノを持って帰るのか?
そんなモノを持って帰ってどうするのか?
こいつらの目的は何だ???
正直な所怖かったので(すごい気の強い子達だった)実を言うとマトモに会話すら出来ない状態でした
彼女はいつも不機嫌そうな顔をして僕の持ち物を取り上げた
その後ろでA子は俺の顔を見ていつもニヤニヤしてた
会ってもロクに会話もしない僕にこの子は何がしたいんだろうかと
最初はいじめかと思った程悩みました
でも、いじめにしては少し変というか、悪意が感じられない気がして
悪意がないならじゃあ何だ?と自問自答して…
詳しくは覚えてませんが、そんな事が日常化してしばらくした後、僕が転校する事になってアッサリと終了
そしてそんな事もスッカリ忘れて中学生活を満喫していた時に、電話がありました
小学校1年の時からの付き合いの友達だったんですが、内容が
「○○ちゃんがお母さんの病院にずっと入院してるんやけど、見舞いに来たってくれへんかな…」
○○ちゃんってのは上記の彼女です
この電話をくれた友達のお母さんはナースをしていたんですが、そこにずっと入院している、と
最初誰の事か解らなかったんですが、話を聞いてる内に思い出しました
どうやら友達と彼女は仲が良かったらしくて色々相談に乗ってたと…
そんな交流関係全然知らないからビックリしましたが、とにかく来てと言うのでそいつと病院に見舞いに行ったんです
病室に入った途端寒気がしました
個室だったんですが、顔色が真っ青
真っ白な壁、真っ白なベッド、真っ白なシーツ
そこに髪が伸びて当時より大人っぽくなった彼女が真っ青な顔色でベッドに座ってた
痩せこけて首を動かすのも辛いのか、表情を変えるのも辛いのか、無表情のままで
「…こいつ絶対もうすぐ死ぬ」
と思った瞬間パニックになった僕は結局声もかけられず病室を後にした記憶があります
その後どうやって家に帰ったのかも全く覚えてない
彼女がどんな病気で今生きてるのかどうか全く知りません
見舞いに行けと言った友達と僕の間でお見舞い以降、この話はタブーになってます
後になって考えると彼女は多分…っていうかきっと僕の事が好きだったんだろうな、と
どうして顔も知らない筈の彼女が俺の家を知ってたり名前を知ってたのかってのは多分友達のせいなんですよねぇ…
何がきっかけで俺の事を知ったのか解りませんが、なんて不器用な子だったんだろう
小学4年だったし仕方ないのかな
でも中2になっても彼女は僕の事がまだ好きだったんだろうかと思うとやるせない…
俺がNEETになるなんて思ってなかっただろうしな
でも彼女の気持ちに気付いてからは猛省しました
もっと優しくしてあげればよかった
お見舞い行った時、ちゃんと元気づけてあげればよかった…
もう一度お見舞いに行こうかと何度も考えたけど、自分も病気であまり学校に行ってなかったのと(逃げだったのかもしれないけど)行って、もし、死んでたら…と思うと結局行けなかった
月日が経つにつれてますます行きにくくなり、高校に入学する頃には多分もう会えないだろうという思いが強くなってしまって現在に至ります
僕は何にも知ろうともしない、知ってもそれを振り切ってしまえる残酷な子供だったんだなぁと思うとまた少し情けなさがアップ…
どうしてタイトルが梅雨なのかというと丁度お見舞いに行ったのが梅雨だったからです
あの日もこんな曇った日で…あまり思い出さないんですが、最近ずっと曇りが続いて何かもやもやしてたと思ったらこれでした
ちなみに彼女に仮名やイニシャルを使ってないのは僕が名前を全く覚えていないからです(-公- )
俺ってヤツは本当になんて冷たいんだろうか………
ちょっと暗い感じだけど吐き出してみるのもいいかなーと思って書いてみた
少しスッキリした気がしなくもないけど、なんか鬱になりそうな気がしなくもないwwwwww
まーこれ単なる自己反省文なのでレスはしなくてもいいですから!w
つまんないのにここまで読んでくれた人はありがとうございます(赤・д・)ゞ
うまく文章表現が出来なくて解りにくいかもしれないけど、まぁいいや…過去日記みたいなモンだし…
これ、もし友達が見つけて読んだら速攻俺だってバレるんだろうなーそうならない事を祈ろう…